引越しにまつわる縁起担ぎにはこんなものがあります!

 

引っ越しは、新しい人生の門出の日とも言える重要なイベントです。

 

これから始まる新生活を気持ちよく迎え、そして災いとは無関係に過ごすために、縁起を担いでおきたいと考える方は多いことでしょう。

 

そこで今回は、引っ越しにまつわる「縁起担ぎ」についてまとめていきます。

 

 

まず六曜としては、当然とも言えますが大安が最も縁起が良く、次いで先勝、友引が相応しいとされています。

 

特に大安の人気は高く、この日を指定して引越しを依頼する方も多いため、繁忙期には大安のみ値上げする業者も存在するほどです。

 

反対に仏滅は人気が下がり、一転して値下げしている業者もあることから、縁起を気にせず低予算で引越しをしたいという方は敢えて仏滅を選択しても良いでしょう。

 

また、お正月や田植え、稲刈りの時期に引っ越しをしてはならないという風習により、1月・5月・9月の引っ越しは縁起が悪いとする説もあります。

 

次に、盛り塩をするということも有名な縁起担ぎの一つですね。

 

玄関の盛り塩には人寄せの効果があると言われているため、新たな環境での良い出会いを期待できる盛り塩は、引っ越しの際の縁起担ぎとしては外せないものと言えます。

 

新居に荷物を運び込む際の順番としては、最初に食料を、次に衣類を運び込むと縁起が良いとされています。

 

これには「食べ物や着る物に困ることがありませんように」という願いが込められており、最優先で運び込むことによって食料や衣類に対する思い入れの強さを表現できます。

 

最後に、縁起担ぎの食べ物としてお馴染みなのは「引っ越しそば」です。

 

「そばに長く」という言葉遊びを含んだ縁起物である引っ越しそばは、江戸時代にはご近所への挨拶品として振る舞われていたそうですが、現在は引っ越し後にご家族だけで召し上がることが主流となっています。


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