いい部屋を見つけた!と思っても、その部屋が「404」や「904」など
部屋番号に「4」が付いていると、何となく縁起が悪いような気がしてしまう人も
いるのではないかと思います。
物件数として多くは無いですが
各階の「4」号室や「9」号室を無くしているマンションも存在しますよね。
気にしない人は全く気にならないけれど、気にしている人には重大問題。
それが「4」号室だと思います。
そもそも、どうして「4」は避けられるのでしょうか?
4を縁起が悪いと避けるのは
「死(し)=4」のイメージから来ているから。その通りです。
実は「4」と「死」の読み方は日本語だけでなく、朝鮮語でも全く同じなんですよ。
それだけでなく、中国語やベトナム語等、他のアジア地域の言語においても
イントネーションが違うだけで読み方は同じなんです。
※中国のみ方言によっては、必ずしも同じ音になりません。
その為、「4」を忌避する風習は範囲や思いの強さに差はあれど、アジア全域で見られます。
例えば韓国の病院には、4階そのものが無かったりしますから
日本よりも忌避の気持ちが強いのかも知れませんね。
この、アジアで「4」を忌み嫌う風習の事を
欧米では「テトラフォビア」と言うそうです。
いわゆる恐怖症っていう意味ですね。
確かに死を連想させる音ではありますが
例えば四葉のクローバーなど、幸福につながる言葉にも4は使われています。
それにテーブルや椅子も足は基本的に4つ。車の車輪も4つ。
安定感を表す数字のようにも思えてきます。
もし気に入った物件が「4」号室だったら…。
あなたは、どうしますか?